圭が行くと街がある

山梨県から愛知県岡崎市に移住。スノーピークが展開するコワーキングスペース「Camping Office osoto」の運営企画を通し、地域の文化を醸し、地域ビジネスの創出を目指す。 日頃感じた「場づくり」、地域での「暮らし」「働き方」のことを発信して行きます。

カテゴリ: 仕事



どうも、最近世間をにぎわせている「小室」ではない、いいだけいです。 
個人的には そっとしといてあげればいいのにって思っちゃいますが。。。


さて、岡崎市に引っ越してから早くも半年。

 
まだまだ知らないことだらけだけど、 
少しずつだけど愛知や三河地域や岡崎のことを知ってきました。


また、この地で事業を行い、面白いことしていたり、
熱い想いを持っていたりする方々にもたくさんお会いできるようになってきました。



そこで、芽生えた想い。。。

もっともっとそんな人に出会いたい! 
そして、考えや悩み、これからのことを聞いてみたい!


ということで、
「飯田の 気になる人には会いに行こう
を勝手に密かに始めたいと思います。


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そう思うきっかけにもなっているこの本たち
(左:ボクと先輩 平野太呂)
(右:GOOD WORKS megurogawa good label)


皆さんが今の時代、これからの時代に事業をどう行っていくのか、
どんな悩みを抱え、何を必要としているのか。
主に経営にフォーカス。


自分がそれに対して何をどこまで出来るかは分からないけど、
まずは知ることから始めてみたい。


直接で行って、熱量を含めて肌で感じて
きっと僕自身感じることもいっぱいあると思います。


感じたことを自分の中に蓄積させていく、
ツールとしてもブログを使って行きたいなと。



今住んでる岡崎市は100年以上続いている企業が本当に多く、
商工会議所の会員でも軽く110社を超えています。


人口も38万人とそれなりの規模で、
比較的裕福な土地であることだけではない理由も絶対あるはず。


現在起業して10年続く割合が6.3%ぐらいだそう。(国税庁のデータ)
その中で、これだけ長く続く会社がこの街にあるのは純粋にすごい!


おそらく長い目で見た確固たるビジョンと
それに対する変わらないための変化をしているんだろうな。

でもその上で悩んでることもたくさんあると思うし、
何を必要としているのか知るのは絶対に無駄にならない。


と自分に言い聞かせ、早速行ってきます!

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こんにちは、いいだけーです。


久々のブログになってしまい、アウトプットもっとしないとなって思うばかり。
継続は力なり。言葉では簡単だけど、、、



頑張ろう。苦笑 



 僕の働いているオカビズは、
事業者さんの売上を一緒になってどう伸ばすか一緒に考え、具体的に解決する施設。
毎日本当に色んな事業者さんがやってくる。 



今日いらっしゃったのは、
岡崎市で写真を撮り続けている姉妹カメラマン。

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なんと年齢78歳と72歳。 



二人とも現役ばりばりで、お姉さんはキャリア60年、妹さんはキャリア50年。
当時カメラマンをやり始めた頃日本に女性のカメラマンはほとんどいなかったそう。
そんな中、地元である愛知県の岡崎で主にヒトを撮り続けてきた。


 最初の頃はできる仕事は何でもして、そこら中を飛び回る日々。
本当に毎日写真を撮り続けてあっという間に月日がたっていたんだって。



色んな話しをする中、いつぐらいまで続けるんですか?という話しになり、


「カメラを辞めたら毎日何をすれば良いか分かんなくなっちゃう。これが人生だから。」

 と笑顔でお姉さんがさらっと言った。


正直、これは言えねーって思ったし、純粋にかっこ良かった。 


 
今まで50、60年色々なものを撮り続けてきて、時代の流れや移り変わりを岡崎の地でレンズを通し見て、写してきたことはすごい価値だなって感じた。

何を感じてきたんだろうと思うと、ものすごく彼女らの作品が見たいし話したい。



 改めて、地域には素敵な事業者さんが多くいるんだと実感。
長く続いてきたことには理由が絶対あるし、そこにはすごいストーリーが存在する。


 
僕の仕事場は素敵な事業者さんの思いを知ることが出来て幸せだ。
だからこそ、事業で困っていることにもっと協力できるようにしたい。



 とりあえず次の休みは、写真を見せてもらいに行ってみよう。
そして岡崎について話しを聞いてみよう。
あわよくば、カメラを教えてもらおう。
念のため、父からもらったフィルムカメラをお供に。
 



どうも、いいだけーです。


この前の土曜日にJリーグが開幕しました。
僕自身小2から大学4年までサッカーをしてきたこともあり、
やっぱり気になるし、ニュースでは自然と見てしまう。

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自分はサッカー好きなんだと感じることは多い。
サッカー選手とかやたら覚えるのが得意だし。笑 



僕には日本のサッカー界で尊敬する選手が2人いる。
しかし、それはとても両極端な2人。

中田英寿氏
三浦知良氏


である。 


中田氏は僕と同じ山梨県出身で高校のサッカー部の先輩。
セリエAで活躍した最初の日本人で、29歳のワールドカップ出場後まだまだ活躍できる時に引退。
その後は世界を旅した後、日本の文化を見直し広める運動を行っている。


 一方で皆さんご存知のカズこと三浦氏は、50歳となった今も横浜FCの現役Jリーガー。
先日の開幕戦もスタメンで出場し、第一線でまだまだ活躍している。



一見両極端にいる2人だが僕自身共通している事があると感じた。


それは、
自分の好きなことを追い求めて、仕事としていること


中田氏は引退を決めた時に、だんだん好きだったサッカーを素直に楽しめなくなってきていたそう。
また、もともとサッカーは人生の中の一部だと認識していた。
だから、自分の好きなものを追い求めてネクストステージへ踏み出した。
まだまだ活躍が出来るあの状況で、すぱっと辞めた勇気はすごい。


三浦氏は本当に良い意味でサッカーバカなのだと思う。
サッカーをやることが好きで好きでたまらないという感じが見ていて伝わる。
そのために、ものすごい努力をして自分を追い込み、体を作っている。
全ては好きなサッカーを続けていくため。
まだまだ継続して自分を信じていける勇気はすごい。



自分の好きなことを仕事にするのはなかなか難しい。



個人的な部分で言うと、
ずっとサッカーをやってきて大学4年で辞め、サッカーにかけてきた情熱の行き場に困った。


就職した銀行の仕事が本当に自分のしたいことかと悩む日々。
だからこそ、周りの興味あることについて積極的に参加したし、関わった。


そんな中でずっともやもやしながらも、自分の中でサッカーと同じくらいの熱量で情熱を注ぎたいと思えるものが見えつつある。
 

中田氏は世界中を自分探しの旅をしていた。


勝手な解釈なんだけど、

それはずっとサッカーをやってきたから、
何が本当に自分のやりたいことなのかもやもやしてたんじゃないかなと。
レベルは全く違うけど、自分と同じ考えだったのかなとふと思った。


サッカーをしてきてじゃあ次は?

本気でやってきたからこそ同じ情熱を懸けれるものを見つけるのは難しい。
そう悩むスポーツの経験者はきっと多いはずだ。 

 
ただ、
懸けてきた情熱の 熱さを経験として知っているというのはサッカーをやってきて良かったと思う。


今が正解か分からないけど、 
好きなことに情熱を注ぐ仕事を目指したいし、前を向き進みたい。
そう思えるような今を過ごしたい。


やっぱり、それが楽しいから。 
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どうも、いいだけーです。


もうすぐ、岡崎市に来て2ヶ月くらい。
来て色んな方々と触れ合う機会も増えて、いろいろな活動が本当に盛んだなって感じてます。


先日は「まちトレージャーハンティング@岡崎市」が開催され、報告会に行ってきました。

このイベントは色んな趣味や職業、思いを持つ参加者がチームを組んで、2日間に渡り、まちに眠る「お宝(まちで活用できるモノ・コト)」を5人のトレジャーハンター(専門家)と一緒に見つけ出すというもの。

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発表もそれぞれ面白くて、なにより熱気が本当にすごかった!!
それに、聞きたかったクルミドコーヒーの影山さんの話しも聞けたし。
満足でした。



報告会に参加して思ったことが

街でくだまくおじさんも、その街にとってとても重要

てこと。



え?って感じですよね。
でもちゃんと理由があります。


報告会は各グループの発表を通して、何かリスクを負ってやっていくぞー!!
っていう思いが伝わり、素晴らしかった。


でも、街のみんながみんなリスクを負って何かを進めていく人ばかりじゃないよなとも思った。


そんななかトークで影山さんが話した

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「リスクを取ってやる人ばかりじゃなくていい。お客さんでもいいから参加者になることが大事」
「リスクを取ってやる人を孤立させないことが大切」


という2つのことが印象的だった。
なんかとても腑に落ちた。


確かに、何をするにもやる人ばっかりじゃ成り立たない。


音楽のライブだって演奏を見る人がいるから場が成り立つ。
サッカーの試合だって観客がいると一体となった雰囲気があるし、行く方も楽しい。
日本代表の試合とかまさにそう。


たまに無観客試合をプロの試合ですることがあるけど、本当につまらないし盛り上がらない。
なによりプレイしている選手たちもどこかいきいきしていない。



今回の報告会だって聞いてる人がいなかったら、、、



まちでの暮らしも同じことなんだと思う。
まちの中で何かチャレンジする人がいて、それに共感して何か少しでも関わること。
お店だったとしたら、そこに入ってみたり、SNSで発信したりするだけでも意味はある。



だからこそ、よく昔からまちにいて、飲み屋でくだ巻いているおじさんも重要なのだ。

めちゃめちゃどっぷりと街に関わっている。

お金もしっかりと落としいくし。
そういう人たちほど、まちのことを良く知っている。
やもすれば大人の作法もたしなんでいる。



話しがややずれたが、
なにが言いたいかというと、

無理せず自分の住んでる街に興味を持つことから始めて、まずは自分に出来る関わり方をすればいいんじゃない?

ってこと。



何より自分が心地よく住みたいし、楽しく暮らしたい。
これが根底にあるべきだと思う。
そして、みんなが当事者の意識を持ち、関わることで少しずつまちも変わるんじゃないかと思う。



その上で、やっぱりまちでチャレンジする人はすごいと思うし、個人的にはその人がチャレンジしやすいようにサポートできるようになりたい。
そのためにも僕自身もチャレンジしたいと思っている。



岡崎を全力で楽しもう。そして学ぼう。

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どうもいいだけーです。


前回のブログが思わぬ反響で色んな方に見てもらえ、ありがたいことですが、次のブログを悩んでしまってました。笑

なんて生意気な! 笑
書けることしか書けない。自分の思ったことを自分のペースで書いていきたいと思います。



先日2月の初めに名古屋の「港まちポットラックビル」で開催されている
フリーペーパー展を見に行った。

建物正面
港まちポットラックビル正面。商店街の中にあっていい感じ。


港まちポットラックビルは港まちづくり協議会という団体が運営しているまちづくりの拠点となる場。
この団体について詳しく書きたいが結構長くなるので今度にしたい。


簡単に言うと、公共団体と住民の間に入って、まちづくりのための資金をまちの人の意見をうまく取り入れ有効にまちのために使っていく組織。
そんな感じだ。


このビルの2階で開催されていたのが、、、

イベント入り口
お目当ての
「まちの魅力に出会うフリーペーパー展」


この展示は
・港まちづくり協議会が作成しているフリーペーパー「ぶらり港まち新聞」を振り返ること。
・地域の面白いフリーペーパーを展示し、フリーペーパーの持つ可能性を探るというもの。
 (フリーペーパーを専門で扱う「ONLY FREE PAPER」さんの選書)
この2点を目的に開催されている。


展示会場はこんな感じ。

会場全体
シンプルだけど素敵な空間。

地域のフリーペーパー
各地域の魅力を伝えるフリーペーパー

BEEK
我らがやまなしのアートディレクター土屋さんが手掛けるBEEK、LOOMもありました。

作り手の思い
なぜフリーペーパーを作成しているのかの本質に迫るインタビュー。
個人的にすごい面白かった。


この展示を見て、デザイン性もどれもすごく良かったんだけど、感じたことが2点。


・同じフリーペーパーというもので、誰かに伝えたいという思いは同じでも、制作者の環境や状況が異なれば、経緯や目的が異なり面白いこと
・インターネットが誰でも使えてお金をかけず、ウェブでやれるのになぜ紙媒体なのかと思ったこと


最初の点について、企業の広報誌として発行して自社の商品にまつわることを記事にしているものがあったり、薬局が体の健康についてかっこ良く分かりやすく伝えるものがあったり、イベントを行うために制作したものまである。

さらに、自分の好きな灯台に焦点を当てて紹介したり、土木業界に絞った内容にしたりと本当に様々。


誰かに情報を伝えたいって思いは同じなんだけど、それぞれ少しずつ目的は違うんだとか目指すものも違うんだなって感じた。


なんかあんまうまく言えないけど。笑


何が正解って訳じゃないけど、多様性というか、、
いっぱい展示されてたからこそ違いが見えて面白い部分だった。




でも、根本的にふと考えた。



先ほどあげた2点目のこと。
ウェブじゃなくてなぜ費用のかかる紙媒体にするんだと。




明らかにウェブの方が製作も簡単だし、費用も紙ほどかからないし、伝えたいなら広がりも明らかに早いし広範囲。

 


 じゃあなぜ!?



個人的に思ったことは、、、

コレクション心をくすぐること

直接接する人とのコミュニケーションツールとして最高だということ


が最大のメリットってこと。



まず最初の理由。
デザインが良くて、内容も楽しく、続くものは集めたくなる。

kindleじゃなくて本の手触り感が好きで集めたくなるのと似てる気がする。
これは、2つ目の理由にも繋がる話。


本だっていい本は友だちに紹介したくなるし、貸したくなる。
フリーペーパーだって良ければ紹介したいし、渡したくなる。


それに、直接会った人にウェブのことを話すよりも現物があって、紹介する方がぐっと良いコミュニケーションがとれる。 

これは自分の体験を通して経験済。


香川県に山梨のフリーペーパーBEEKを持って旅したことがある。
直接コミュニケーションを取る際にしゃべるきっかけになったし、山梨を知らない人にすぐイメージを伝えられかなり仲良くなれた。



良い作品は作った人が気になるし、良いものだったら素敵だと思う。
それにもらった人は気に入れば他の人に喋りたくなる。




そうか、フリーペーパーは作った人にとって最高の名刺であり、広報のツールなんだ。



そしてそれは顔と顔を合わす、より密なコミュニケーションを取る際に有効だと感じた。
だからこれだけ地域、地方のフリーペーパーがあるのかも。



そんなことを考えながらたくさんのフリーペーパーを読みふけりましたとさ。

ラスト

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まちの魅力に出会うフリーペーパー展  ーまちとツナガル僕らのツールー
2017年1月28日(土)-3月25日(土) 土
11:00-19:00 (入場は閉館30分前まで)
※2月8日(水)のみ13:00-19:00
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING [港まちポットラックビル]
   2F:Project Space
休館日|日曜・月曜
入場|無料
主催|港まちづくり協議会
協力|ONLY FREE PAPER 

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